香港出身 1953年アメリカに移住
1967年、ブルース・リーの主宰する三番目の道場がロサンゼルス市内のチャイナタウンにオープンすると同時に(武術キャリアが無かったにもかかわらず:本人談)入門を許される。
程無くブルース・リーの自宅で行われるジークンドーの個人レッスンの生徒に選ばれ、結果、純粋培養とも言える立場で晩年の最も洗練された形態のジークンドーを知る存在となる。
ブルース・リー最後のプライベートスチューデント兼スパーリングパートナーでもあったテッド・ウォン師父はブルース・リーの死後もそのアートを弛むことなく追求、練磨を続け、その保全と継承に生涯を捧げた。晩年は世界で最もジークンドーに精通し体現できる人物の一人としてブルース・リー財団の役員に名を連ねていた。
2010年11月24日逝去。
オンガードポジションで構えるテッド・ウォン師父 |
ジークンドー創始者ブルース・リーと若き日のテッド・ウォン師父 |